新着情報
kino cinéma天神で『幾春かけて老いゆかん 歌人 馬場あき子の日々』9/30(土)トークイベント決定!
9月30日(土) 12:00の回 本編終了後
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登壇者:桜川冴子さん(歌人・福岡女学院大学准教授・馬場あき子主宰「歌林の会」福岡支部長)
※登壇者は予定につき、予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。 川崎市アートセンターで馬場あき子さんと田代裕監督のトークショーが決まりました。
7月27日(木)上映終了後トークイベントあり
⇒ 川崎市アートセンターホームページはこちら
ゲスト(予定):馬場あき子さん(歌人)、田代裕監督
UPLINK吉祥寺で歌人穂村弘さんと田代裕監督のトークショーが決まりました。
6月24日(土)上映後、トークショー
⇒ UPLINK吉祥寺ホームページはこちら
登壇者:穂村弘さん(歌人)、田代裕 監督
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。 大阪・十三の第七藝術劇場で舞台挨拶が決まりました。
6/10(土)15:20の回上映後 舞台挨拶予定
登壇者:田代裕 監督
進行:千年屋俊幸さん(フリーアナウンサー)
6/11 (日)10:00の回上映後 舞台挨拶予定
⇒ 第七藝術劇場ホームページはこちら
登壇者:馬場あき子さん(オンライン出演)、田代裕 監督
進行:千年屋俊幸さん(フリーアナウンサー)
- K‘s cinemaの上映が1日2回になりました。
6月10日(土)~16日(金)午前10時~/午後2時30分~
⇒ K‘s cinemaホームページはこちら - 公開初日舞台挨拶決定!
新宿 K’s cinema 27日(土)12時からの回上映終了後舞台挨拶を予定しています。
登壇者 馬場あき子、田代裕監督(予定)
是非お越しください! - 7月15日 神奈川 「川崎市アートセンター」にて公開決定。
- 歌人 俵万智さん、作家 川上弘美さん、歌人 木下龍也さんから映画の感想をいただきました。
- 6月9日 京都 「UPLINK 京都」にて公開決定。
- 6月16日 吉祥寺 「UPLINK 吉祥寺」にて公開決定。
- 6月24日 名古屋 「シネマスコーレ」にて公開決定。
- 3月15日発売「婦人公論2023年4月号」で馬場あき子さんの取材記事が掲載されました。 https://fujinkoron.jp/articles/-/7987
- 6月10日 大阪 十三 「第七藝術劇場」にて公開決定。
イントロダクション
本作は93歳から94歳にかけて歌人、馬場あき子の1年を見つめたものである。
1回の選歌に応募葉書は2千通から2千5百通。一瞬で良否を見極める姿には、曰く言いがたい迫力がある。
一方で、馬場が主催する短歌結社、「かりんの会」も、対面の交流などが困難となり、毎月発行している「かりん」編集会議は馬場の自宅で、オンラインとなった。状況が変わっても馬場が短歌に寄せる思いは強く、また鋭い。パソコンに向かって意見を放つ姿には、老いの影など、微塵も感じられない。
能への興味は尽きることがなく、毎月3回から4回は能楽堂に足を運び、観能を楽しんでいた。
歌と能…馬場においては不即不離の関係にある二つの文化について、自身が語る言葉は重い。
※羽衣
シテ方喜多流能楽師 友枝雄人
また、1月には短歌雑誌「歌壇」のインタビューを受ける機会があった。インタビュアーは東大副学長であり、馬場の弟子でもある坂井修一。リラックスした雰囲気のインタビューにはざっくばらんな馬場の性格が伺えた。それもまた、年齢を重ねてきたがゆえの、自在の境地だろうか
※利休
シテ方観世流能楽師 片山九郎右衛門
馬場の地元である川崎では、能と狂言それぞれの人間国宝を招いての舞台があり、終演後、馬場は二人を相手に舞台上で鼎談も披露。演者からの信頼の厚さを垣間見ることができた。
※隅田川 麻生 鼎談
シテ方喜多流 友枝昭世(人間国宝) 狂言方大蔵流 山本東次郎(人間国宝)
5月には感染者数の減少を見て、「朝日歌壇」の選歌も従来のスタイルに戻った。錚々たる重鎮が集う選歌の場でも、最年長の馬場は、どこか堂々としていた。
※小野市詩歌文学賞
平成21年(2009)より日本人の感性の原型である詩歌の一層の発展を願い、前年中に刊行された短歌・俳句に関する文芸作品の中から最も優れたものを顕彰、馬場は第1回から選考委員を務めている。
※連歌
複数人が集まってリレー形式で和歌を詠む、日本に古くからある詩歌の様式のひとつ。
参加者
辻原登(作家)日本藝術院会員。1990年「村の名前」で芥川賞受賞他受賞多数。
宇多喜代子(俳人)現代俳句協会特別顧問、日本芸術院会員、文化功労者。
永田和宏(歌人) 日本の歌人・細胞生物学者。京都大学名誉教授。
馬場あき子(歌人)
歌の創作を含め、エッセイ執筆などの様子は撮影不可と言い続けてきた馬場が、初めて原稿に向かう姿を見せてくれた。歌詠みの初心について綴った言葉には、こんな思いが込められていた。
歳を重ねることは完成への道ではない。
巡り来る春ごとに、あらたな心で歌に向かえ…と。
馬場あき子
昭和3年生まれ。戦争中は軍需工場に学徒動員され、空襲で家を焼け出される。
昭和22年、短歌結社「まひる野」に入会し、本格的に短歌の道へ。
また、時を同じくして能の喜多流宗家にも入門。
教員生活を送りながら、夫の岩田正とともに短歌結社「かりん」を主催。
61年「葡萄唐草」の迢空(ちょうくう)賞受賞をはじめとして、数多くの短歌にまつわる賞を受ける。
平成29年には夫・岩田正が急逝。
平成31年、文化功労者に選ばれる。
『朝日新聞』歌壇選者、NHK市民大学などラジオ・テレビでも活躍。古典や能への造詣を背景に艶麗な歌境を提示。評論に「鬼の研究」などがある。
國村隼 インタビュー
語り 國村隼
81年、井筒和幸監督『ガキ帝国』で映画デビュー。89年、『ブラック・レイン』に出演以降、『キル・ビル vol.1』(03)、『MINAMATA ーミナマター』(21)、『KATE/ケイト』(21)など海外作品にも多数出演。97年、『萌の朱雀』で映画初主演。韓国映画『哭声/コクソン』(16)では第37回青龍映画賞の男優助演賞、人気スター賞を W受賞すると共に、2016 APAN STAR AWARDS特別俳優賞を受賞。近年の主な映画出演作に『かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-』(18)、『アルキメデスの大戦』(19)、『ステップ』(20)、『騙し絵の牙』(21)、『映画 太陽の子』(21)、『ちょっと思い出しただけ』(22)など。スタッフ
音楽 渡辺俊幸
映画、テレビドラマ、アニメーションなどから純音楽まで作曲活動は多岐にわたる。代表作にNHK大河ドラマ「利家とまつ」、「毛利元就」、NHKドラマ「大地の子」、NHK 連続テレビ小説「おひさま」、「どんど晴れ」、「かりん」、「ノンちゃんの夢」、 映画「平成モスラシリーズ」、「UDON」、テレビアニメ「宇宙兄弟」、「新幹線変形ロボ シンカリオン 」、オペラ「禅〜ZEN」他がある。2005年愛知万博の開会式の音楽監督を担当。テレビドラマ「リング〜最終章〜」で第20回ザ・テレビジョン ドラマアカデミー賞 劇中音楽賞を受賞。平原綾香「おひさま~大切なあなたへ」で第53回日本レコード大賞編曲賞を受賞。洗足学園音楽大学客員教授。日本音楽著作権協会理事。監督 田代裕
1956年、東京文京区生まれ。慶應義塾大学文学部卒。在学中に発表した16mm作品「さよなら17歳」は、当時「ぴあ」と双璧をなしていた情報誌「シティロード」誌上で1979年度・読者が選ぶ自主映画のベストワン。大学卒業後はテレビの世界で13年にわたりサラリーマン・ディレクターを務め、構成作家に転じて独立し現在に至る。ザ・ノンフィクション「マリアのニューヨーク」でATPドキュメンタリー最優秀賞、ノンフィクションW「映画で国境を越える日」で放送文化大賞、BS-TBS「通信簿の少女」で文化庁芸術祭優秀賞、その他ギャラクシー奨励賞など。
コメント
親しみやすさと威厳、型と自在、男気と嫋やかさ……歌集の行間とも言うべき人柄が鮮やかに伝わってくる。
馬場あき子がいたから、私たち世代はヤンチャができた。短歌というものの懐の深さを体現している人なのだと、あらためて思う。 [ 歌人 俵万智 ]-
馬場さんのかろやかさと自在さに、うたれました [ 作家 川上弘美 ]
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錠剤で痛みを止める身のうちのこんなにも舞いたがるたましい
パワフルな馬場先生。チャーミングな馬場先生。ひたむきな馬場先生。
いろんな馬場先生に照らされながら、自分自身を見つめ直したくなる映画です。 [ 歌人 木下龍也 ]
劇場情報
- 東京 新宿 「K’s cinema」 5月27日~ [ 劇場ホームページ ]
- 大阪 十三 「第七藝術劇場」 6月10日~ [ 劇場ホームページ ]
- 京都 「UPLINK 京都」 6月9日~ [ 劇場ホームページ ]
- 東京 吉祥寺 「UPLINK吉祥寺」 6月16日~ [ 劇場ホームページ ]
- 愛知 名古屋 「シネマスコーレ」 6月24日~ [ 劇場ホームページ ]
- 神奈川 「川崎市アートセンター」 7月15日~ [ 劇場ホームページ ]
- 宮崎 「宮崎キネマ館」 8月4日~ [ 劇場ホームページ ]
- 大分 「シネマ5」 9月9日~ [ 劇場ホームページ ]
- 福岡 「kino cinéma天神」 9月29日~ [ 劇場ホームページ ]
- 新潟 「新潟・市民映画館シネ・ウインド」 10月7日~ [ 劇場ホームページ ]
馬場あき子
語り:國村隼 音楽:渡辺俊幸 監督:田代裕
EED:池田聡 MA:富永憲一
宣伝協力:木村洋子
宣伝デザイン:池田樂水、齊藤賢太郎
WEB製作:kumayan
プロデューサー:森川健一
製作 配給 宣伝:ヒッチハイク
助成:文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業
2023年/日本/113分/ステレオ/16:9